「輪行」で自転車の可能性を広げよう:第3回 船や飛行機、バスで「輪行」してみよう

前回は鉄道での「輪行」をご紹介しましたが、「輪行」が可能なのは鉄道だけではありません。他の公共交通機関でも「輪行」が可能な場合もあります。今回は鉄道以外での「輪行」についての情報やノウハウをお伝えします。

船の場合

電車よりもスペース的に余裕がある船では、多くの場合「輪行」は可能です。しかし、そのルールは各社、各路線によりさまざまなので事前に確認が必要となります。袋に収納せず自走可能な状態で運ぶことができる場合もあれば、貨物室に預かりとなる場合もあります。

船は電車以上に揺れる場合があります。貨物室預かりになる場合はもちろんですが、手回り品として持ち込む場合でも、揺れで転倒や破損が起きないように固定できる準備はしておきましょう。また、一部の船では甲板に自転車を乗せて運行する際に海水を被ることもあります。輪行袋に収納しておけば問題ないでしょうが、自走可能な状態で甲板に乗せる場合は海水を被る可能性があるか確認しておきましょう。

飛行機の場合

飛行機の場合、手荷物として機内に持ち込むことはほぼできませんが、カウンターで預けて運んでもらうことは可能です。ただし、小型機では貨物スペースの都合で断れる場合もありますし、中大型機でも輪行袋に収納した状態では預かってもらえず、自転車用の収納ケースが必要となることが多いようです。

飛行機で自転車を運ぶ場合は電車や船以上に交通機関への事前確認が必要でしょう。

TIPS
飛行機に自転車を積み込む場合は、必ずタイヤの空気を抜いた状態としましょう。
飛行機の貨物室は上空で気圧が下がるため、空気を入れたままではパンクしてしまいます。
パンク自体も悲しいことですが、パンクがきっかけで他者の荷物まで破損させてしまうと大事です!

バスの場合

ここでは長距離バスについてご説明します。

残念ながら、長距離バスについては2015年の時点では多くの会社で「輪行」には対応していません。一部の事業者は「輪行」をOKとしていますが、その制限は電車よりも厳格であることが多い様です。(電車ならば前輪を外しただけの解体でOKだが、バスの場合は前後輪を外さないとダメ、など)

バスを利用して「輪行」を考える場合は、利用するバス会社のWebサイトなどで必ず「輪行」の可否とそのルールを事前に確認するようにしましょう。

3回にわたり、「輪行」についてご紹介してきました。
「輪行」は自転車の可能性を広げるとても楽しい移動方法であるため、詳しく説明したWebサイトや体験記なども多数公開されています。

今回の特集で興味を持たれた方は、「輪行」の経験者の情報も参考に、ぜひ「輪行」を体験してみてください!